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2024.03.24

東山区プレイヤー紹介④一般社団法人エスコーラ

東山区プレイヤー紹介④一般社団法人エスコーラ

住んでこそ!東山プロジェクトなど、住み良いまちづくりに取り組む、東山区。
そんな東山区で活動する団体や事業者を紹介します。

今回紹介するのは、路地奥にある長屋群の空き家を利活用し「本町エスコーラ」というコミュニティを運営している一般社団法人エスコーラです。

団体概要

団体名 :一般社団法人エスコーラ
主な活動:本町エスコーラの運営
Facebook:https://www.facebook.com/honmachiescola

京都市の空き家活用のモデルプロジェクトの一つとして生まれた「本町エスコーラ」は、東山区の路地奥の空き家を改修して、住居、仕事場、庭、キッチンなどの共有部分からなる複合施設としてリノベーションされた場所です。マーケットやワークショップなどの開かれたイベントも、たまに開催されています。

空き家の利活用、コミュニティ、路地奥の暮らし、シェアハウスなどに興味のある方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか?


三十三間堂近くの長屋群を改修して、住居と広場やキッチンなどの共有部分からなるコミュニティ「本町エスコーラ」の運営をされている法人のメンバーの山口さん。「本町エスコーラ」は入居者によって自治的に運営されているコミュニティで、イベントもしばしば開催されています。

「本町エスコーラ」は入居者みんなでDIYをして建物を修繕したり、野菜など食べられるものを育てられるように土壌を再生したりしてつくってきました。共有キッチンで一緒に御飯を食べることもありますし、時にはワークショップや「エスコーラ市」というマーケット、アーティストのパフォーマンスなどのイベントなども行っています。「エスコーラ」は学校という意味で、共有空間のある場所にみんなで生活する中で、時には運営について意見が対立したり、誰かに負担が偏ったり、お金の管理をどうするかといった面倒な問題が起こることもありますが、そうした色々な学びがある場所です。

私は「探究」と「コモンズ」についての研究をしているのですが、「探究」というのは、人がアイデアを表現したときに、周りの人からフィードバックをもらうことによって、初めて自分の世界観や価値観を展開できるということだと考えています。そのためにはコミュニティが必要ですが、現代の資本主義社会では、お金にならず面倒臭さを伴うコミュニティやそこでの「探究」は難しくなっています。本町エスコーラのような「コモンズ」、共有財の再生は、資本主義社会の中で万人が「探究」や「学び」の機会を得るために必要なことだと感じています。

本町エスコーラは定期借家契約が2025年で終了し、更新できるか分からないんです。その先同じ形で続けていけるかは分かりませんが、今は空き室もありますので、入居したい方や、こういったコミュニティに関わることに関心がある人と繋がれたら嬉しいです。

広場で行われたフリーマーケットの様子


東山区では、区民と行政が協働して人口減少に立ち向かう取組を行っています。

2023年12月には、東山の地域で活動している人や東山のまちに関心のある人たちが集まり「未来の住むまち東山をつくる交流会 ~みらひがし~」を開催しました。
他にも様々な活動をしている団体の紹介を知れるレポート記事がありますので、こちらも是非御覧ください。

互いに応援しあえる東山区を目指す。「未来の住むまち東山をつくる交流会~みらひがし~」開催レポート

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