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2025.11.07

文化体験から地域の人との出会いまで!お試し居住プログラムで始める京都移住の第一歩

文化体験から地域の人との出会いまで!お試し居住プログラムで始める京都移住の第一歩

京都への移住を考えるとき、多くの人が気になるのは「自分の暮らしに合うのか」「地域に馴染めるのか」という点ではないでしょうか。そんな不安を解消しながら実際の生活を体験できるのが、京都市東山区のお試し居住プログラム「UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA」です。

お試し居住プログラムでは、受け継がれてきた伝統と今の暮らしが重なり合う姿を、3泊4日の滞在を通して感じることができます。

本記事では、お試し居住プログラムをきっかけに移住を実現した李さんと、京都への移住を前向きに検討されている姫野さんにお話を伺いました。お二人の体験談から、東山区での暮らしの魅力や、移住を考える上でのリアルな視点が見えてきます。

利用期間:2023年6月28日(水)~ 2023年7月1日(土)滞在
プログラム利用者:李さん
中国出身、40代。2001年に来日し、東京学芸大学を卒業。
ITエンジニア、デジタルマーケティングの仕事を経て、2022年に自社スキンケアブランド「備肌」を立ち上げる。同時期、人材業界での経験を通じて関心を持った「禅」と、その思想が息づく日本文化への探求を深め、2023年にはお試し居住プログラム「UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA」に参加。同年12月、東京から京都市東山区へ移住。

 

決め手は泉涌寺との出会い。京都移住を願った李さんが東山区を選んだ理由

まずお話を伺ったのは、2023年12月に東京から東山区へ移住された李さんです。実は、お試し居住プログラムに参加する前から、李さんは「京都に住む」ことを心に決めていたのだそうです。

 

──京都に惹かれたのはどのような点ですか。

李さん 東京の人材会社で働いていた頃、自己認識をテーマにキャリア理論を学んでいましたが、どれも自分の中でしっくりと来ませんでした。そんな折、あるセミナーで初めて「禅」の話を聴き、「空」の考え方や「真の自己とは何か」という問いに触れたとき、そこに何か大切なヒントがあると感じたことが、禅に興味を持つきっかけとなりました。

月2回ほど鎌倉の円覚寺へ通って坐禅会に参加しているうちに、禅の影響を受けている茶道などの日本文化にも興味を持つようになりました。素材を活かすという意味で、日本文化は世界一だと思います。そんな時、仕事で京都を訪れる機会があり、なんとなく住んでみたいなと思ったのが最初です。

──そうした中で、お試し居住プログラムに応募したきっかけについて教えてください。

李さん 京都は日本文化の発信地ですよね。その後も仕事で何度か訪れるうちに、ビジネスから文化に人生の方向転換をしたい、であれば文化の発信地に身をおきたいと思い、京都移住を決意しました。そこで、大学院のゼミでお世話になった先生に相談し、移住に向けてのアドバイスや情報提供をいただいていました。色々と調べたりイベントに参加したりする中で、お試し居住プログラムの存在を知りました。

 

──東山区に対してどのようなイメージを持たれていましたか?

李さん 正直、最初は「京都に住む」とだけ決めていて、京都市内ならどこでも良かったんです。たまたま東山区でお試し居住プログラムがあったから、応募したという感じですね。参加目的は不動産屋さんとつながりを持ち、京都の土地や物件情報をお伺いすること。すでに移住は決めていたので、リアルな京都での暮らしを知るために、まずは色々とご相談しながらお部屋を見せてもらおうと考えていました。

大学院の先生からは「東山区は京都の中でも一番文化的なものを持っている地域だよ」と教えてもらっていたので、滞在中にいろいろ文化体験もしてみたいなと思いました。

東山区の職員に案内され、まちあるきをする李さん

──どんな文化体験をされたのですか?

 李さん お寺で坐禅体験をしたり、清水焼の陶芸作家さんを紹介していただいたりしました。「京都は気難しい」というイメージがあって、地域の方々に会う前は少し不安でしたね。ご挨拶の際は、着物を着て行った方がいいのかなって考えたくらい(笑)。でも、実際に出会った方々はとてもフレンドリーで親切で、京都へのイメージが変わりました。京都移住のハードルは「地域コミュニティに入りづらいのでは」という点だと思いますが、そんなに身構えなくても大丈夫だと感じましたね。

お試し居住プログラムに参加すると、希望にあった場所や人を紹介してもらえる。住民や事業者とのコミュニケーション機会が豊富なので、地域のことを深く知るきっかけになる

──お試し居住中に、特に印象に残った場所はありますか?

李さん 一番は泉涌寺(せんにゅうじ)です。東福寺に行こうと思っていたところ、道に迷ってしまって……。たまたま入った今熊野商店街の定食屋さんで、「観光客はほとんど行かないけど、知る人ぞ知る格式の高いお寺」と教えてもらったのが泉涌寺でした。
参道の並木道に入った瞬間、「私、ここが好き」ってなり、すぐにこの辺りに住みたいと思いました。雰囲気がすごくいいですよね。

サイトを見ると、様々な文化体験を提供されていて。その後華道やお寺の案内プログラムなどにも参加して、東山区の歴史や文化を学ぶ中で、どんどん惹かれていきました。

真言宗泉涌寺派の総本山。皇室との関わりが深い泉涌寺は御寺(みてら)とも尊称される

──泉涌寺との出会いが、李さんを東山区に導いてくれたんですね。東山区以外のエリアは検討されましたか?

李さん 左京区も見に行きました。詩仙堂や圓光寺など素敵なお寺があり、自然も豊かでいいなと思いました。ただ、京都駅までのアクセスに1時間近くかかるため、それが気がかりで……。私は仕事で東京に出る機会が多いので、京都駅に近いほうが良かったんです。最終的には、アクセス面も考慮した上で東山区に決めました。

 

 

移住に向けて、物件や暮らし面など不安や懸念点を払拭

──いざ移住するとなった際に、懸念点や不安に思うことはありましたか?

李さん 私の場合は単身移住なので、気になる点は少ない方だったと思います。もともと東京ではタワーマンションに住んでいて、近くに便利な商店街やお店が無く、食品以外はほとんどオンラインで買っていたんです。それでも不便さはありませんでしたから、東山区にもスーパーとドラッグストアがあれば生活の面は大丈夫だと考えていました。私自身があまり不安を感じないタイプだからというのもあって、不安や困りごとは特に感じませんでしたね。

東山区役所には相談窓口があり、移住に関する相談もできる。

──仕事は自営業なのでお変わりないと思いますが、物件探しの面でご苦労はありましたか?

李さん 最初から物件を購入しようと思っていたので、移住を決める前に不動産価格を調べました。「京都の不動産って高そうだよね」と言われることもありますが、実際はそうでもありません。東京に比べると、京都の物件価格は半分から3分の2程度ですね。特に今熊野のエリアでは、中古物件が1000万円台から購入できるので、金銭面でも大きな不安はありませんでした。

お試し居住プログラム滞在中にSIGHTS KYOTOの西澤さんから不動産の担当者を紹介してもらいました。京都生まれ、京都育ちの人で不動産だけでなく、地元ならではのローカル情報など京都のことをたくさん教えてくれました。

李さんが一軒家を購入した今熊野エリアは、京都駅からバスで10分弱とアクセス抜群

──お試し居住プログラムを通じて、移住へのイメージを膨らませることはできましたか?

李さん はい!お試し居住プログラムに参加して良かったのは、現実的にその地域で暮らせそうかを確認できたこと、そして地域住民と直接つながれたことです。私は泉涌寺に行ったことで「ここに住みたい」と強く感じましたし、地元の人と話したことで「京都の人は気難しそう」というイメージが覆されました。
お試し居住プログラムがなければ、ここまでスムーズに京都に馴染めなかったと思います。

宿泊先は清水五条にあるNOHGA HOTELロビーで、お試し居住プログラムのブリーフィングや不動産屋さんへの物件相談を行った

 

日本文化のコアな部分に触れ、地域とのつながりを楽しむ暮らし

──移住後の生活はいかがですか?

李さん 東福寺の坐禅会に通いながら、泉涌寺の文化体験で出会った先生のもとで華道のお稽古も始めたり、書道も習い始めたりしました。東山区では日常の中に文化があり、ふらっとまちを歩くだけでいつも新しい発見があります。もともと「日本文化のコアなところに触れられる環境にいたい」と思って移住したので、狙い通りです。もうすっかり東山にも馴染んで、移住者という感覚はないですね(笑)。

それから、座禅会をきっかけに東福寺の和尚さんと親しくなって、法話のときに中国語で漢字を読むボランティアをしたり、東福寺と深い関わりのある中国・径山寺に一緒に行ったりしました。実はそのご縁から、私の会社のブランドリリースイベントも東福寺で開催させていただいたんです。

写真提供:李さん 東福寺で開催されたイベントの様子

──東福寺でイベントまで!それは関係性が無いとなかなかできないことですよね。

李さん そうですね。東京では地域と関わる機会が少なくて、隣に誰が住んでいるのかも分かりませんでした。でも、東山区は住んでいる人の顔が見えますし、商店街の人もフレンドリーで、地域に密着した暮らしになっているなと思います。

お試し居住プログラムの連携先であるSIGHTS KYOTOさんは、いつ訪れても全力でお出迎えしてくれて元気をもらいましたね。そうしたご縁から、私の会社の商品も展示・販売していただいています。

築100年以上の京町家をリノベーションした、祇園四条駅近くにあるコワーキング等の複合施設「SIGHTS KYOTO」の西澤さん。西澤さんは「UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA」のメンバーでもある

飲食店の裏メニューを教えてもらうなど、地元ならではの情報も教えてもらえたことも、「地域に受け入れられているという安心感に繋がった」と李さん

──今、李さんは今熊野にお住まいなんですよね。

李さん 今熊野で一軒家を買いました。でも、今は京都市内で2拠点生活をしているんです。今年から禅宗を学ぶために大学院に入学したのですが、今熊野からだと片道1時間ほどかかるので、右京区にマンションを借りています。今熊野には、華道のお稽古や坐禅会の前後に泊まることが多いですね。

──市内での2拠点生活も、面白いですね!右京区と東山区どちらにも住んでみて、より東山区らしさを感じる点はありますか?

 李さん 右京区の嵐山では、天龍寺の庭園や渡月橋をはじめとする豊かな自然に囲まれ、四季の移ろいを感じながら日々を過ごしています。一方、東山区は清水寺や知恩院といった名刹を擁し、祇園の花街や京焼・清水焼などの職人技が息づく、まさに京都文化の中心地です。

河原町など中心街へのアクセスも良く、静けさと利便性が調和したこのエリアでは、暮らしの中に文化が自然と溶け込んでいます。特に夏には、清水寺や知恩院など複数の寺院で暁天講座(早朝法話)が開かれ、東山に滞在しながらそれらに通うのが京都の夏の楽しみとなっています。

 

関西に縁のなかった姫野さんが感じた、東山区の魅力

続いてお話を伺ったのは、京都移住を前向きに検討しているという姫野さんです。神奈川県横浜市出身で、これまで関西にはあまり縁が無かったという姫野さんは、京都や東山区に対してどのようなイメージを抱いているのでしょうか。

利用期間:2025年3月10日(月)~ 2025年3月13日(木)
プログラム利用者:姫野さん
神奈川県出身の30代。大学卒業後、旅行業を経てデータコンサルティングに従事。2023年4月から2025年2月までイギリスのスコットランドで暮らした後、お試し居住プログラムに参加。現在は夫と横浜で二人暮らし。旅行、料理、洋裁、器集めが趣味。

 

──今回お試し居住プログラムに参加されましたが、もともと東山区にご縁があったのですか?

姫野さん いえ、京都だけではなく、関西にはこれまでほとんど縁がありませんでした。だから東山区のこともあまりよく知らなくて……。
勤め先がデータ分析を手がけるコンサル会社なのですが、新たに観光業に特化した事業部が立ち上がることになり、観光分野に関心があった私も関わることになったんです。その情報収集を兼ねて京都市観光協会のニュースレターを購読していて、そこでお試し居住プログラムのことを知りました。面白そうだと思って、すぐに申し込みました。

町内の方々に弓箭閣(きゅうせんかく)の歴史や武具飾りについて話を聞く

──お試し居住プログラムの滞在期間はどのように過ごされましたか?

姫野さん 滞在した期間は、「未来の住むまち東山をつくる交流会(みらひがし)」(※)という交流会が開催されていて、飛び込みで参加させてもらいました。交流会では、地域の方々が熱く語り合っていて、とても活気あるコミュニティだと感じました。

私は横浜で生まれ育ちましたが、子ども会にも入っていなかったですし、自治会も辞めてしまう人が多い環境でした。回覧板も下火で、地域の結びつきはあまり強くなかったエリアだったんです。だから、東山区のような地域のつながりは新鮮に映り、素敵だなと思いました。

写真提供:姫野さん ※東山で新たな取組や事業にチャレンジする人たちがつながり、互いに応援し合えるコミュニティをつくるイベント

──交流会への参加以外は、どのように過ごされたのでしょうか。

姫野さん 一緒に参加したデータサイエンティストの同僚2人とともに、「データ分析の技術がどう地域で活かせるか」という視点も持ちながらまちを歩きました。とはいえ、私自身は2拠点居住にも関心があり、リアルな生活を想像しながら過ごしましたね。

正直、京都の人から「よそ者」と思われるのではと不安もありましたが、実際はとてもウェルカムで驚きました。普段の観光ではなかなか地元の方と深く交流できませんが、お試し居住プログラムでは地域の職人さんや区長さん、「UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA」の方々とも直接話すことができました。これまでの人生を思い返してみても、こんなに地域の方々と関わったことはありません。地元の人ならではのお土産も教えてもらえて、とても楽しかったです。

江戸寛政年間創業、竹割から紙貼り、絵付けまで一貫した手作業で提灯を製造する「小嶋商店」

左から、小嶋商店9代目の小嶋護さん、10代目の小嶋諒さん。滞在中には、小嶋商店をはじめ地域の職人さんの工房を見学し、東山区の文化や歴史に触れた

──特に印象に残った体験はありますか?

姫野さん 弓箭閣(きゅうせんかく)で、地元の方々と一緒に歴史ある武具飾りを見せていただいたことです。祇園祭の話を伺って、日本人としての魂に刻まれた歴史みたいなものをすごく感じました。何百年も続く伝統文化を守り継いできた人たちがいて、今もこの地に祭りが息づいている。それが京都という場所なんだなと思いましたね。

町内で守り継ぐ祭りの話を聞く

写真提供:弓矢町町内会

──滞在中に驚いたことや東山区らしさを感じた出来事はありますか?

姫野さん 区役所の方から「大雨の日に子どもが鍵を忘れて、ご近所のお宅にお世話になったことがある」と聞いてびっくりしました。私は、隣の家で留守番なんてしたこともないですし。「まち全体で子育てをしている」という感覚がとても印象的でしたね。そういう関西らしい温かさって、すごくいいなと思いました。

10年前にUSJへ行ったとき、クルーの方がとてもフレンドリーに話しかけてくれて驚いたのですが、東山区でも同じような温かさを感じました。形式的な対応ではなく、一人ひとりを見て接してくれる雰囲気は本当に心地よかったです。

 

地域の温かさと、移住に向けたリアルな課題

──もし移住するとしたら、不安や懸念材料になる部分はありますか?

姫野さん 横浜に比べると、スーパーや病院の数が少ないのが懸念点です。以前住んでいたイギリスで病院の予約が取れず苦労した経験があり、病院の選択肢が複数あるかどうかは大切だと思っているんです。それから、私は車の運転が得意ではないので、徒歩圏内にスーパーや日用品を買えるお店がどれくらいあるか、といった点も気になっています。

地元住民に愛される東山区のローカルスーパー「ハッピー六原」。スーパーや病院など生活に密着した情報も、お試し居住プログラムでは提供している

──住まいについてはどう考えていますか?

姫野さん 具体的には決めていませんが、古民家を買うか借りるのがいいなと思っています。話を聞いている限り、地域に深く関わりたいならマンションより一軒家に住むのが良さそうですよね。ただ、古民家を探す場合、信頼関係がないと物件を紹介してもらえないこともあると聞きました。物件探しには時間と地域とのつながりが必要だと感じています。

 

──今お住まいの横浜と比べて、不動産事情に違いはありますか?

姫野さん 京都のほうが相場はやや安いようです。ただ、リノベーション済みの物件は高い印象ですね。横浜は人の流動性が高く物件も豊富ですが、京都は流動性が低いので希望に合う物件は見つけにくいような気がしています。

 

──京都あるいは東山区の生活環境についてはいかがでしょうか。

姫野さん 横浜では日常の中で季節を感じることは少ないですが、京都は紅葉や桜、ホタルなど自然が身近にあります。四季の移ろいが生活に溶け込んでいるところに惹かれています。

実は来年出産予定で、今後の子育てのことを考えると、東山区のような地域コミュニティの強さはとても魅力的だと感じています。一方で、私の仕事はリモートワークですが、夫の仕事は出勤と出張が多いため、当面は関東にいるほうが便利なんです。そこがハードルになっています。ただ、夫が転職をするときに京都でいい働き口があれば、移住を前向きに考えたいです。

 

──最後に、お試し居住プログラムに参加して考えが変わったことやご自身の変化を教えてください。

姫野さん 都市部の希薄なコミュニティで育った私は、長らく「競争に勝たなきゃ」という強迫観念があり、20代後半から頑張ることに疲れている自分がいました。でも、東山区のみなさんと触れ合って、「一人で頑張りすぎなくて良い」「みんなで協力してみんなで幸せなら良いよね」というメッセージを受け取りました。
周囲より年収が高いかどうかを気にしたり、キラキラした生活のマウントを取り合ったり、そういうことって無意味なんだなって(笑)。

これから子育て生活が始まりますが、周りよりも良い教育を受けさせられるか、良い環境にいさせてあげられるかばかり考えず、子どもと私たちが笑って過ごせるかを大切にして暮らしていきたいです。すぐに移住することは難しいですが、祇園祭にも行きたいですし、これからもちょくちょく東山区に遊びに行きますね。

 

観光では出会えない“暮らしとしての京都”に触れてみませんか?

東山区のお試し居住プログラムは、観光だけでは味わえない“暮らしとしての京都”を体験できる取り組みです。
人や文化との出会いを通して、「自分にとって大切な暮らし」を見つける時間でもあります。
李さんは泉涌寺に惹かれ、姫野さんはまちの人の温かさに心を動かされました。
その気づきこそが、“暮らしたい理由”になるのかもしれません。

「いつかは京都に住んでみたい」と思う方は、ぜひお試し居住プログラムに参加してみてください。きっと、あなたのこれからの暮らしをそっと後押ししてくれる出会いがあるはずです。