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2026.03.09

思い切って8年ぶりに、東京から京都に戻ってきた話——暮らし・癒し・グルメで見えてきた京都市の推しポイント

思い切って8年ぶりに、東京から京都に戻ってきた話——暮らし・癒し・グルメで見えてきた京都市の推しポイント

京都市への移住経験があるデジスタイル京都スタッフが「京都暮らしの魅力」を語るこの企画。
今回は、東京の映像制作会社で働いたのち、京都にUターン転職したエンドウがお送りします。

私は京都生まれ・京都育ち。
大学卒業後は東京の映像制作会社に就職し、気づけば8年間、東京で働いていました。

東京で過ごすことに少しのモヤモヤを感じていた中、一昨年(2024年)、家庭の事情も重なり、「今、戻るタイミングかもしれない」と思い切って京都へUターン。
現在はタカラサプライコミュニケーションズで、プランナー・ディレクターとして企画や編集に携わっています。

せっかく大好きな京都に戻ってきたので、実際に暮らし直して感じた東京との違いを、「暮らしやすさ」「癒しの時間」「グルメ」という3つの視点からお話ししてみたいと思います。

 

「京都に戻って働きたい」と思えた理由

まず、正直なところをお話しすると、東京での暮らしは少し孤独でした。
友人も家族も京都にいて、忙しい毎日の中で距離が縮まらない感覚。

それから、会話のテンポ。
関西育ちの私は、つい軽く“ボケ”てしまうのですが、東京ではそれがうまく伝わらないことも多く、ツッコミ不在のまま空気が止まることもしばしば。
いつの間にか、冗談を言うのを控えるようになっていました。

そんな中、帰省した際に友人から言われたひと言。
「なんか、前よりおもんなくなったな」
冗談交じりではありましたが、「あ、これは自分らしさが抜けてきているサインかもしれない」と、少しショックを受けたのを覚えています。

一方、京都に戻ってきて感じたのは、時間の流れのちょうどよさ。
街の中に川や山が自然に溶け込んでいて、仕事帰りにふらっと自然に触れられます。
野鳥や小動物に出会うこともあって、心がすっとやわらぐ瞬間があります。

そして何より、人が「まあ、ええか」と受け止めてくれる余裕がある。
ひと言で表すなら、空気がやさしい街。

東京は刺激的で魅力もたくさんありますが、
私がいた環境では、常にどこかピリッと張り詰めていて、小さなミスにも敏感になりがちでした。
京都に戻ってから、呼吸が自然と深くなった気がしています。

 

暮らして実感した「京都の魅力」と東京との違い

大きくはこんな3つの違いを実感しています。

① 会話が楽しい。ユーモアが日常にある

やっぱり関西は、おしゃべりがおもしろい。
京都は大阪ほど前に出すぎず、でも間と余白の使い方が絶妙で、笑いが自然に生まれます。
戻ってきてから、私のボケも少しずつ復活してきました!

② 街が美しく、しかも「開いている」

歴史と現代が無理なく共存していて、新しいカルチャーや海外の要素もさらっと混ざっているのが今の京都。
散歩しているだけで、企画のヒントが転がっています。

③ 見栄を張らなくてもいい、寛容さ

東京では「ちゃんとしていないと」というプレッシャーを自分自身にかけていた気がします。
京都は肩の力を抜いても大丈夫な街。
「ええ塩梅」でいられるから、機嫌よく働けます。

 

グルメの違い——出汁文化と、日常の幸せ

食の違いは、想像以上に大きなポイントでした。
うどんやそばは、やっぱり出汁文化。
昆布や鰹の旨味が効いた、やさしくて芯のある味が体に染みます。

東京の濃い味も好きですが、日常的に食べたいのは、関西の出汁。
たこ焼きも、京都や関西のふわっとしたタイプが好みです。
揚げカリ系もたまには楽しいですが、普段はやっぱり、ふわとろ派。

そして、コスパの良さ。
京都は「さっと入れて、ちゃんと美味しい」お店が多く、平日の外食が小さな楽しみになりました。

 

癒しの時間——自然が、すぐそばにある暮らし

京都に戻って一番うれしかったのは、癒しの時間をつくるハードルがとても低いこと。

鴨川を10分歩く。
京都駅ビルで夕焼けを眺める。
比叡山や大文字山、大原の緑に、ふらっと触れる。

東京にいた頃は、「自然に触れる」ために計画と移動が必要でした。
京都では、思い立ったらすぐ。
この気軽さが、心のガス抜きにつながっています。

 

「人の温度」が、ちょうどいい街

「京都の人は冷たい」と言われることもありますが、実際に暮らしてみると、人と人のコミュニケーションがとても丁寧な街だと感じます。

最初は少し距離を保って、挨拶を重ねて、場に馴染んでいく。
そうすると最後は、「まあ、ええか。手ぇ貸そか」となる。

押しつけではない、やさしいお節介。
その余白が、私はとても好きです。

 

まとめ——京都に戻って、自分らしさが帰ってきました

京都に戻ってから、会話にユーモアと余白が戻ってきました。
散歩が企画のインプットになり、出汁文化のおかげで日々のごはんが楽しみになり、自然が近いことで、心の回復も早くなりました。

そして何より、東京で少し失いかけていた「自分らしさ」が、京都でゆっくり戻ってきた気がしています。
これからもデジスタイル京都スタッフとして、私なりの視点で、京都の魅力をお伝えしていけたらうれしいです。

 

(参考)デジスタイル京都について

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